FX初心者が「利大損小」を実現するための考え方と実践ステップ|失敗しない決済のコツを解説
利大損小とは?簡単に言うと「小さく負けて大きく勝つ」
FXで長く勝ち続けるためのキーワードが「利大損小(りだいそんしょう)」です。
これは、「負けるときは小さく、勝つときは大きく」という意味。
どんなにうまいトレーダーでも、すべてのトレードで勝つことはできません。だからこそ、“勝ちよりも負けのコントロール”が大切になります。
多くの初心者がやってしまうのは「損切りを遅らせて、利益をすぐ確定してしまう」こと。
結果として、小さく勝って大きく負けるパターンになりがちです。
「利大損小」は、その逆を目指す考え方なんです。
ステップ①:まず「損切りライン」を先に決める
トレードを始める前に、一番最初に決めるべきは「損切りライン」です。
「ここまで価格が下がったら(上がったら)もう撤退しよう」というラインを、あらかじめ設定します。
この損切りラインを決めるポイントは3つ。
- チャートのサポート(下値)やレジスタンス(上値)を目安にする
→ 直近の安値や高値を少し超えるあたりが目安。 - 自分が許容できる金額を超えない範囲で
→ 1回のトレードで資金の2〜3%以内が理想。 - エントリー後に動かさない
→ 感情でずらすと、損が大きくなりやすいです。
つまり「負けたときにどこで止めるか」を、冷静なうちに決めておくことが利大損小の第一歩です。
ステップ②:「どこで利益を伸ばすか」をシナリオ化する
次に考えるのが「どこまで伸ばすか」です。
このときに役立つのが、過去の高値・安値やフィボナッチ、チャネルラインといった目安。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、「値動きが止まりそうなポイントをあらかじめチェックする」イメージでOKです。
また、利益を伸ばす方法としては以下の3つがあります。
- 部分決済:ある程度利益が出たら、半分だけ確定して残りを伸ばす
- トレイリングストップ:価格が上がるにつれて損切りラインを上げていく
- 固定利幅:最初から「〇pipsで利確」と決める
これらを組み合わせることで、リスクを抑えつつ利益を追いやすくなります。
ステップ③:「1回の勝ちよりトータルの結果」で考える
FXでは、「1回の取引」で勝つか負けるかよりも、10回のトレードでプラスかどうかが重要です。
たとえば、次のような結果ならどうでしょう?
| 勝ちトレード | +60pips × 3回 | +180pips |
|---|---|---|
| 負けトレード | -20pips × 5回 | -100pips |
| 合計 | +80pips |
勝率は3/8で約37%ですが、トータルではプラス。
これがまさに「利大損小」が効いている状態です。
ステップ④:「感情的な決済」を避ける仕組みをつくる
初心者が一番つまずくのは、感情で決済してしまうことです。
「もう少しで戻りそう…」「利益が減るのが怖い…」という気持ちは誰でもあります。
そこでおすすめなのが、自動でルールを守れる仕組みを使うこと。
- 損切り・利確をあらかじめ注文しておく(OCO注文)
- トレイリングストップを設定しておく
こうすることで、感情に左右されずに取引ができます。
“ルールを守る=資金を守る”という考え方が大切です。
📊 実例チャートで解説(イメージ)
図では、3パターンの決済例を表示しています。(後日掲載予定)
- 緑の矢印:利確(利益を伸ばしたパターン)
- 赤の線:損切りライン
- 青い線:エントリー位置
このように、**エントリー前から「どこで損を切るか」「どこで利益を取るか」**を決めておくことで、落ち着いたトレードができます。
まとめ:勝ち続ける人は「守り」が上手い
FXで長く勝つ人ほど、「守り(損切り)」を大切にしています。
利大損小は、一発で大勝ちするための考え方ではなく、コツコツ利益を積み重ねるための基本姿勢です。
「少しずつ負けを減らして、利益を伸ばす」――それができるようになると、相場を見る目もぐっと成長します。
焦らず、ルールを守りながら、少しずつトレードを積み重ねていきましょう。


コメント