5. 利益確定と損切り(決済戦略)の極意 「損切りライン設定の原則」実例チャートで解説

- 利益確定と損切り

まず大前提:「損切り」は悪いことじゃない

FXを始めたばかりの人にとって、「損切り」はネガティブに聞こえるかもしれません。
でも実は、損切りは“負けを最小限に抑えるための守りのテクニック”です。

たとえば、もしあなたが「これから上がるはず」と思って買ったのに、
その後どんどん下がっていったら…?
何もせずに見ていると、気づけば大きな損失になってしまいます。

そうならないために「ここまで下がったら、いったんやめておこう」という線をあらかじめ決めておく。
それが“損切りライン”です。


損切りラインは「どこで負けを認めるか」の線引き

損切りラインの決め方に正解はありませんが、
多くのトレーダーが使う基本の考え方はシンプルです。

「直近の安値・高値を少し超えたところに置く」

たとえば上昇を狙って買いエントリーしたなら、
直近の“安値”より少し下に損切りを設定します。
逆に、下落を狙って売りエントリーしたなら、
直近の“高値”より少し上に置くのが基本です。

こうすることで「自分の予想が外れた」と判断できるタイミングを明確にできます。


📊 実例チャートで解説:こんなイメージです

(※実例チャート画像を掲載予定)
【チャート例のポイント】

  • 白地のMT4風チャート
  • 青いライン:買いエントリー位置
  • 赤い点線:損切りライン
  • 緑の矢印:上昇イメージ
  • 小ラベル:「直近安値」「損切りライン」

このように「損切りライン」をあらかじめ決めておくと、
感情に左右されず、冷静に判断できます。
特に初心者のうちは、「根拠のある位置」に設定することが大事です。


感情でずらすのはNG!

初心者のうちは、チャートが損切りラインに近づくと
「もう少し待てば戻るかも…」と感じてしまいがちです。

でも、ここでラインをずらしてしまうと、
損失が膨らみ、結果的に精神的にも苦しくなります。

損切りラインは“守るためのルール”
いったん決めたら、絶対に動かさないのが鉄則です。


損切りを「守り」と考えると見える景色が変わる

損切りは「失敗の証」ではなく、「次のチャンスに備えるためのリセット」。
プロのトレーダーも、1回のトレードで必ず勝つとは限りません。
大事なのは、負けを小さく、勝ちを大きくするバランスです。

その第一歩が、「損切りをしっかり設定しておくこと」。
損切りを避けようとすると、結果的に大きく負けてしまうことが多いんです。


損切りライン設定のコツ3つ

  1. チャートの“山と谷”を意識する
     そのポイントを超えたら流れが変わる、という場所に置くのが理想。
  2. 利確ラインとのバランスを考える
     損切り幅よりも、利益幅の方が大きくなるように。
     目安は「1:2(リスク1に対してリターン2)」くらいが◎。
  3. 感情で決めない
     “なんとなく”ではなく、“チャートの根拠”で設定するのが大切です。

まとめ:「損切り上手がトレード上手」

トレードで長く生き残る人は、「損切りが上手い人」です。
負けても次のチャンスに冷静に向き合えるからこそ、結果的に利益を積み上げていけます。

損切りラインを明確にすることは、
“自分の判断を守るための盾”を持つようなもの。
焦らず、淡々と、マイルールを守ることが勝ち残るコツです。

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