FXをやっていると誰もが一度は経験するのが「フェイクブレイク(だまし)」です。
「ラインを抜けた!ブレイクだ!」と思ってエントリーしたら、
数分後に急反転して損切り…。そんな“罠”にハマった経験、ありませんか?
この記事では、ネックライン(支持・抵抗ライン)を使ったトレードでよく起きる“フェイクブレイク”の正体と、初心者でもできる回避策をわかりやすく解説します。
フェイクブレイクとは?
まず、「フェイクブレイク」とは、
ラインを抜けたように見えて、すぐ元に戻る動きのことです。
たとえば、上昇トレンドの中で「サポートライン(支え)」を一瞬割ったのに、
その後すぐに反発して上昇を再開するケース。
チャート上では明らかに「下に抜けたように見える」ので、
多くの人が売りポジションを持ちます。
でも、実はそれが仕掛けの合図で、大口トレーダーが**“逆を突いて買ってくる”**パターンなんです。
なぜフェイクブレイクが起きるの?
理由はシンプルです。
市場には「だまし」で利益を取るプレイヤー」がいるから。
大口や機関投資家は、個人トレーダーの損切りを誘うために、
わざとラインを“少しだけ”抜ける動きを作ります。
多くの初心者がラインを信じて「抜けた!」と反応するそのタイミングで、
彼らは逆方向にポジションを取る──つまり、「狩り」が始まるのです。
よくあるフェイクブレイクのパターン
実際のチャートで見られる典型的なパターンを紹介します。
- ローソク足の“ひげ”だけ抜ける
→ 実体では抜けておらず、一瞬だけラインを割るような動き。
この場合、次の足で反発することが多いです。 - ブレイク直後に勢いが止まる
→ 抜けたのにローソク足が伸びない。
出来高(ボリューム)が小さい場合も多く、だましの可能性大。 - 重要な時間帯での急な動き
→ 経済指標発表や欧州時間の切り替わりなどで、
一時的なノイズ(上下のブレ)として出ることがあります。
フェイクブレイクを見抜く3つのコツ
① ローソク足の「確定」を待つ
ラインを抜けた瞬間に飛びつかないで、
1本分のローソク足が確定するまで待つこと。
フェイクはたいてい“確定前”に発生します。
② 抜けたあとに“戻し”があるか確認
ラインを抜けたあと、価格が再びラインまで戻ってきて、
今度はそこで反発するなら“本物のブレイク”の可能性が高いです。
③ 複数の根拠を合わせる
ネックラインだけでなく、移動平均線・フィボナッチ・トレンド方向なども確認しましょう。
ブレイク方向と全体の流れが一致しているなら信頼度アップです。
📊 実例チャートで解説
(実例チャートでは、白背景のMT4風チャートに青いサポートラインを描き、
下方向に赤い矢印=ブレイク、
その後反発する緑矢印=フェイクブレイクを表示します。)
このようなチャートでよくあるのが、
一瞬ラインを下抜けたあと、すぐに反発して上昇するパターン。
実際には、下のストップロス(損切り)を巻き込んで上昇する“逆仕掛け”です。
フェイクに負けない「回避策」まとめ
- ライン抜けでエントリーしない(必ず確定を待つ)
- 複数根拠を組み合わせる(ネックライン+MA+トレンド)
- 損切りを浅くしすぎない(少し余裕を持たせる)
特に初心者のうちは、「確実に抜けた」と感じたポイントで入るのではなく、
**“戻ってきたときに反発を確認してから入る”**のが安全です。
フェイクブレイクは見抜けないこともありますが、
焦らずに「待つ」姿勢を持つだけで、かなりの回避率を上げられます。
まとめ
ネックラインを使ったトレードはシンプルですが、
フェイクブレイク(だまし)を避けられるかどうかが勝敗を分けるポイントです。
ラインを抜けた瞬間に飛びつくのではなく、
「確定を待つ」「根拠を重ねる」「冷静に判断する」──
この3つを意識するだけで、トレードの質は格段に上がります。


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