FXを始めると、つい「あ、このポイントも入りたい!」「こっちもチャンスかも!」と、複数のポジションを持ちたくなる瞬間があります。
しかし、ここに大きな落とし穴があり、初心者が最もやりがちな失敗のひとつです。
1つ1つのポジションは小さくても、合計するとめちゃくちゃ大きな取引額になっている というパターン。
この状態は、車で言うと「気づいたらアクセル全開になってた」に近い危険な状況なんです。
この記事では、複数ポジションを持つときに絶対押さえておきたい
“総取引額(合計ロット)”の管理方法 を、できるだけ専門用語を使わず、シンプルにまとめていきます。
複数ポジションは“合計ロット”で考える
「1つのポジションが小さいから大丈夫」と思っていても、3つ4つと増やすと、合計ではかなり大きな取引になることがあります。
たとえば以下のケースを見てみましょう。
- 0.05ロット × 4ポジション = 0.20ロット
- 「小さいポジションだから安全」と思っていたのに、気づけば中級者向けの取引量
これが、初心者が最もやらかしやすい“ロットの膨張”です。
大切なのは、
「1回の取引サイズ」ではなく「全部合わせた取引サイズ」を見ること。
1回のリスクも“合計で何円減る可能性があるか”で考える
複数ポジションを持つときは、
負けた場合に「合計でいくら減るか」 を必ず計算しましょう。
単発なら許容できる金額でも、
複数になると損失が一気に膨らむことがあります。
【例】1つの損切り幅は小さいけれど…
1ポジションの損切りが500円だとしても
4つ持てば最大損失は
500円 × 4 = 2,000円
となり、初心者にとっては十分大きな金額です。
実例チャートで「安全ポジションと危険ポジションの違い」を視覚化

ここでは、実際のチャート風に
・安全な複数ポジションの例(合計ロットが小さい)
・危険な複数ポジションの例(合計ロットが膨れすぎ)
を比較してみます。
上昇トレンド中に少しずつ買い増ししていくパターンと、
下降トレンドで「取り返したい!」とさらにポジションを追加してしまう危険なパターンを並べています。
まとめ:複数ポジションは「合計ロットで安全管理」する
複数ポジションは便利で、トレードの柔軟性を高めます。
しかし、正しく管理しないと一気にリスクが跳ね上がります。
初心者がまず守るべきポイントは以下の3つ:
- 1つのポジションではなく“合計ロット”を見る
- 負けたときの金額も“合計”で管理する
- トレンドと逆行したときに“追加ポジション”を持たない
この3つを徹底するだけで、資金の減り方は劇的に変わり、長く相場に残れるようになります。
「複数ポジション=危険」というわけではありません。
“合計でいくら動かしているか” を管理することが、資金を守る最初のルール です。


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