4. ネックライン(支持・抵抗ライン)を極める ブレイク vs リバウンド判断

FX入門

はじめに:ラインを抜けた?それとも跳ね返った?

FXをやっていると、チャートに引いた「ラインの上で価格が止まる」「下に抜ける」場面をよく見かけますよね。
でも初心者の方が必ず悩むのが、この2つ。

👉 「ラインを抜けたように見えるけど、本当にブレイク?」
👉 「一瞬抜けたけど、すぐ戻った。どっちが正解?」

これがいわゆる「ブレイク(抜け)」と「リバウンド(反発)」の判断です。

この記事では、この違いを見分けるための考え方やコツを、
初心者でもすぐ使える形で解説していきます。


まず基本を整理:ブレイクとリバウンドとは?

簡単に言うと、

  • ブレイク(Break) → ラインを本気で抜けた動き
  • リバウンド(Rebound) → ラインで跳ね返った動き

たとえば、上昇中に価格が一度下がってきて、サポートラインにタッチ。
そこからまた上がったら「リバウンド」。

逆に、そのサポートラインを下にズドンと抜けてしまったら「ブレイク」です。

ただし問題は、“見た目だけでは判断しづらい”こと。
チャートは一瞬抜けて戻ることも多く、「ダマシ(フェイク)」がよく起こります。


実例チャートで解説:ブレイクとリバウンドの違い

📈 たとえば、100円を底にして上昇していたチャートがあるとします。
過去に何度も100円で止まっていたなら、そこは強いサポートライン。

・もし100円ちょうどで何度も反発して上がる → リバウンド
・もし100円を割って、99.8円あたりまで下がってから戻らない → ブレイク

ポイントは、「抜けた後の動き」です。
一時的に割っても、すぐ戻れば“まだ支えられている”状態。
でも、戻らずにそのまま下がっていくなら、それは“支えが崩れた”サインです。


コツ①:抜けた後の「戻り方」をチェック!

多くの初心者がやりがちなのが、「抜けた瞬間」にすぐ判断してしまうこと。
でも、本当の勝負は**抜けた“あと”**にあります。

ラインを抜けたあとに少し戻ってきて、
そのラインが「今度は逆に壁として働く」ようなら、
それはブレイク確定の可能性が高いです。

これは「サポートがレジスタンスに変わる(または逆)」という、
相場の“性格が入れ替わる瞬間”。

逆に、抜けたあとにすぐ戻って元の流れに戻ったら、
それは単なるリバウンドだったということです。


コツ②:ローソク足の終値で判断する

もうひとつのコツは、「ヒゲではなく終値で見る」こと。

一瞬だけラインを抜けてヒゲが出ているだけなら、
それはまだ“様子見段階”です。

しかし、ローソク足がしっかりラインの外側で終わるなら、
それはブレイクとして信頼度が上がります。

短い時間足で見るとダマシが多いので、
5分足よりも15分足、15分足よりも1時間足など、
上位の時間足で確認するのがおすすめです。


コツ③:ボリューム(勢い)にも注目

ブレイクが本物かどうかを見極めるポイントの一つが「勢い」。

もし大きなローソク足で一気に抜けたら、
それは“強いトレーダーの資金”が動いた可能性が高く、
ブレイクの信頼度も上がります。

逆に、ジリジリ抜けるような弱い動きなら、
その後にリバウンドで戻るパターンが多いです。

チャートを見て「スパッと抜けた」か「ヨロヨロ抜けた」か、
感覚的でもいいので勢いを意識してみましょう。


📊 実例チャートで見よう

👆 実例イメージ:
・MT4風チャート
・青線=サポートライン(100円)
・緑矢印=リバウンド
・赤矢印=ブレイク(終値が下抜け)
・点線で「戻り売りポイント」表示

このようなチャートを見ながら練習すると、
「本物のブレイク」と「一時的な抜け」の違いがハッキリ見えてきます。


まとめ:ブレイクとリバウンドを見極めれば、トレード精度が上がる!

ブレイクとリバウンドの違いを見分けられるようになると、
“だまされるトレード”が激減します。

  • 抜けた“後”にどう動くか
  • 終値がどこで終わるか
  • 勢いがあるか

この3つを意識するだけで、
ライン分析が一気に実践レベルに近づきます。

最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、
何度もチャートで“ラインの攻防”を観察するうちに、
自然とパターンが見えてくるはずです。

FXは、単なる上げ下げの予想ゲームではなく、
「どこで人が反応するか」を読む心理戦です。

その第一歩が、
ブレイクかリバウンドかを正しく判断することなんです。

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