3. トレンドフォロー入門:王道戦略を正しく使う トレンドが崩れたときの対処法

FX入門

はじめに:トレンドって永遠に続くの?

「上昇トレンドに乗れた!これで利益がどんどん伸びるはず!」
──そう思った瞬間、突然の下落。
そんな経験をした人は多いでしょう。

トレンド(流れ)は、いつか必ず終わります。
ずっと続くトレンドなんて存在しません。
だからこそ「崩れたサインをどう見抜くか」「どう行動するか」を知っておくことが大切なんです。

この記事では、トレンドフォロー中に流れが変わってしまったときの 3つの対処法 を、
初心者でもわかるようにやさしく解説します。


① 「あれ、勢いが弱まってきた?」と思ったら観察モードへ

トレンドは、最初は勢いが強くても、次第にスピードが落ちていくことがあります。
たとえば、上昇トレンドならローソク足(価格の動き)が短くなり、
高値を更新できなくなってくる。

この時点で無理に買い増し(追加エントリー)するのは危険です。
まずは 「一度止まって様子を見る」 のが鉄則。

チャートを見て、
・移動平均線(MA)が横ばいになっていないか
・安値を切り下げていないか
・出来高(取引量)が減っていないか
といった“変化のサイン”をチェックしてみましょう。

トレンドフォローは「流れに乗る戦略」なので、流れが止まりそうなら“休む”のも立派な判断です。


② 明確に反転したら、迷わず撤退!

トレンドが完全に崩れたサインは、意外とはっきり出ます。
たとえば上昇トレンドなら、
・安値を更新してしまう
・トレンドラインを下に割り込む
・長期の移動平均線を下抜ける
といった動きが見られたときです。

この場合、**「あ、もうトレンドが終わったんだ」**と素直に受け入れましょう。
人間は「まだ上がるかも」と期待してしまいがちですが、
トレードで一番怖いのは「希望的観測」です。

崩れたと感じたら、損切りでも利益確定でも構いません。
いったんポジションを閉じて、リスクから離れること。
それが次のチャンスをつかむための第一歩です。


③ トレンドが変わったら、次の流れを待とう

トレンドが崩れる=「チャンスが終わった」とは限りません。
むしろ、新しいトレンドの始まりの“前触れ”であることも多いです。

上昇トレンドが終わったあと、
・価格が横ばいに動き始める
・短期の移動平均線が下向きに変わる
・チャネル(価格の通り道)が下向きに切り替わる
──こうしたサインが出たら、「次は下落トレンドの番かも」と考えます。

トレードのコツは、「勝ちを伸ばすこと」よりも「チャンスを待つこと」。
焦らず次の波が来るまで休むのも、立派な戦略です。


📊 実例チャートで解説

上昇トレンド中に、移動平均線が横ばいになり、
その後ローソク足がトレンドラインを下抜ける──この動きが“トレンド崩れ”の典型。

実際のチャートでは、
1️⃣ 最初に「勢いの鈍化」を確認
2️⃣ 次に「ライン割れ」で崩れを判断
3️⃣ 早めに手仕舞いしてリスク回避

このように段階を追って見ると、
「どこで崩れたのか」が目でわかるようになります。


まとめ:負けないトレードこそ最強の戦略

トレンドフォローで大事なのは、「流れに乗ること」だけじゃなく、
「流れから降りるタイミングを知ること」です。

トレンドが崩れたとき、
・慌てて損失を拡大する人
・冷静に撤退して次を待つ人
この違いが、長期的に見て大きな差になります。

トレードは“勝つ”よりも“生き残る”ことが最優先。
崩れを見抜いて早めに対応できれば、相場に長く居続けられるようになります。

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