3. トレンドフォロー入門:王道戦略を正しく使う移動平均線・トレンドライン・チャネルの使い方

FX入門

「トレンドに乗る」ってよく聞くけど、実際どうやって?
この記事では、トレンドフォローに欠かせない3つのツール――「移動平均線」「トレンドライン」「チャネル」――の基本的な使い方を、初心者でもイメージしやすいように解説します。
むずかしい計算や専門用語は抜きで、“シンプルに理解して使える”ことを目的にしています。


トレンドフォローの基本発想

トレンドフォローとは、「値動きの流れに逆らわず、その流れに乗って利益を狙う」スタイルです。
つまり、上昇しているときは「買い」、下降しているときは「売り」を狙うのが基本。

でも、どのくらい続くのか?どこで入るべきか?
それを判断するのに役立つのが、今回の3つのツールなんです。


移動平均線:流れを“なめらかに”見るツール

「移動平均線(MA)」とは、過去の値動きを平均して線でつないだもの。
チャート上では、価格の動きを“なめらかにした”ラインとして表示されます。

たとえば、

  • 短期線(5~10期間)は“短い流れ”
  • 長期線(50~100期間)は“大きな流れ”
    を示します。

短期線が長期線を上抜けると上昇トレンド、下抜けると下降トレンドのサインになりやすいとされます。

ポイント
・MAは「方向を見る」ための道しるべ。
・上昇中なら価格はMAの上に、下降中なら下にあることが多いです。


トレンドライン:トレンドの“骨格”を引く

トレンドラインは、上昇なら安値同士、下降なら高値同士を結んで引く線です。
これを引くことで、チャートの“流れの角度”が視覚的にわかるようになります。

たとえば、上昇トレンドなら「安値が少しずつ切り上がっている」ことが確認できます。
反対に、トレンドラインを下に割ったら「流れが弱まっている」サインかもしれません。

ポイント
・トレンドラインは「波のリズム」をつかむために使う。
・勢いがある相場ほど、ラインの角度が急になります。


チャネルライン:トレンドの“幅”を測る

チャネルラインとは、トレンドラインに平行な線をもう1本引いて「値動きの範囲」を示すツールです。
いわば、相場の“通り道”を描くようなイメージ。

価格が上の線に近づいたら「そろそろ一旦下がるかも」、下の線に来たら「押し目のチャンスかも」といった判断に使えます。

ポイント
・チャネルラインは「どこまで動きそうか」をつかむ補助ツール。
・上限・下限を見ながらトレンドの中で“リズムよく”トレードできます。


📊 実例チャートで解説

たとえば、上昇トレンド中のドル円チャートを見てみましょう。
移動平均線が右肩上がり、トレンドラインも下値を結んで上昇中。
チャネルラインの下限で何度か反発しており、「押し目買い」ポイントとして分かりやすい形になっています。

このように3つのツールを組み合わせることで、トレンドの流れをより立体的に理解できるようになります。


トレンドフォローで意識したい心構え

トレンドフォローは「待つ」ことが大事。
焦ってエントリーするより、MAやラインで「今どの位置にいるか」を確認しながら、流れに沿って淡々と取引するのがコツです。

また、相場がレンジ(横ばい)のときは無理に追わず、トレンドが出るまで待つことも大切。
“流れが出ているときだけ戦う”のが、王道トレードの基本です。


まとめ

移動平均線で「方向」を確認し、
トレンドラインで「流れの角度」をつかみ、
チャネルラインで「値動きの範囲」を把握する。

この3つを組み合わせるだけで、トレンドフォローの精度はぐんと上がります。
むずかしい分析より、まずは「流れに乗る感覚」をつかむことが第一歩です。

コメント